占いを仕事にしたいけど、全くの初心者で占術の知識もない。
そもそも独学で占い師になることなんて出来るのか・・
結論からお伝えしますと、占い師には特別な資格など必要ないため、基本的なスキルを習得できれば誰でも占い師になることは可能です。
本記事では、初心者が独学で占い師になる方法についてご紹介します。
独学のメリット
費用が抑えられる
講座を受講するとなればそれなりに費用がかかります。
受講する講座によって金額はさまざまですが、一つの占術に対して数万〜数十万する講座がほとんどです。
占い師になりたいと思っても、初期投資の時点で占い師へのハードルが高くなってしまい諦めてしまうことも。
一方独学では、テキストやSNSなどを活用して気軽に情報収集することができますし、金額も講座に比べれば格段に安く収まります。
自分のペースで進められる
自分のスケジュールに合わせて学習を進めることができるため、仕事や家事、育児などで忙しい方でも気軽に取り組むことができます。
独学のデメリット
指導を得られない
自分一人で学習を進めていくことになるので、特定の先生がついていない状態です。
疑問点は自分で調べて解決しなければいけなかったり、自分が実際に鑑定した内容について添削指導を受けることができないため、学習のプロセスが困難に感じてしまうかもしれません。
途中で挫折してしまう人が多いのも、このようなことが原因の一つとなっています。
情報の信憑性
初心者のうちは何が正しい情報なのか分からない状態です。
全ての情報を鵜呑みにせず、クチコミやコメント、商品の評価などを参考にして情報の取捨選択をきっちり行いましょう。
占術の種類
タロット占い
タロットカードは卜術（ぼくじゅつ）と呼ばれる占い方法です。
卜術の特徴は「偶然性」を元にした占いであるということ。
その時の運気や状態を調べることに向いています。
タロットカードの学習では、全てのカードの意味を覚えることが必要です。
スプレッドと呼ばれるカードの配置方法や、エレメント同士の組み合わせやカードの読み取り方も重要です。
まずはタロットカードデッキを購入し、意味や解釈を覚えることから始めましょう。
手相占い
手相占いは相術（そうじゅつ）と呼ばれる占い方法です。
相術の特徴は「見た目（手のしわなど）」を元にした占いであるということ。
その人の性質を調べることに向いています。
手相の学習では、手のひらの線や模様の意味を覚えることが必要です。
まずは書籍や情報サイト、SNSを活用しながら、手相学の基本を学びましょう。
占星術
占星術は命術（めいじゅつ）と呼ばれる占い方法です。
命術の特徴は「生年月日（＋時間）」を元にした占いであるということ。
一生変わらない運命（宿命）や、持って生まれた得意不得意などを調べることに向いています。
占星術の学習では、星座や惑星の意味を覚えることが必要です。
また、ホロスコープの作成や星の動きなどを読み解く力も重要になります。
書籍やSNSを活用し、学習を進めていきましょう。
占い師に必要なスキル
コミュニケーション能力
占い師は接客業になりますので、コミュニケーション能力は必須です。
コミュニケーション能力が高い人ほど相談者と深いコミュニケーションが取れるので、鑑定に必要な情報を拾いやすくなります。
その結果、相談者の満足につながる結果をお伝えすることができるのです。
傾聴力・共感力・表現力
相談者としっかり信頼関係を築くためには、まずは相手の話をしっかり聞いてあげることです。
相手の言葉に集中し、相手の気持ちを理解しようと努めましょう。
相談者から「この占い師さんは私のことを理解してくれる」と思ってもらえれば、人に言いにくいような相談内容でも向こうから話してくれるようになり、スムーズな鑑定に繋がります。
人生経験
過去に辛い経験をしたことがあったり、波瀾万丈な人生経験を送ってきた人は、人の気持ちや痛みを理解することができます。
占いには「この先が不安」「どうしたらいいかわからない」そんな悩みを抱えた人が多く相談に来ます。
占いの結果を踏まえて、真摯にアドバイスできる占い師は顧客との信頼関係を築きやすくなりますし、実際に経験したからこそできるアドバイスもたくさんあります。
占い師の働き方
対面鑑定
対面鑑定は、相談者と直接向き合って鑑定を行います。
占いの館や店舗・イベントへの出展・自宅などです。
対面鑑定では相手の態度や表情を確認しながら占いができるので、相手から得られる情報も多く、コミュニケーションが取りやすいのも特徴です。
電話占い
電話占いは、電話を利用した占いです。
電話占い会社に所属したり、SNSの通話機能などを使って鑑定を行なっている人もいます。
電話占いでは、鑑定のやり取りを全て電話で行うため、相手の顔は分かりません。
匿名性が高いので、人に言いづらいような悩みを相談する人が多いのも電話占いの特徴です。
不倫や浮気・略奪愛などの相談は、対面鑑定よりも電話占いの方が圧倒的に多い傾向にあります。
チャット・メール・SNS
最近はチャットやメール占いを利用する人も多く、一般的な占い方法になっています。
チャットやメール鑑定を専門とした占い会社も数多くあるので、条件の合うところに応募してみましょう。
チャット占い
チャット占いは文字でやり取りをしながら鑑定を行います。
相談者と密にコミュニケーションを取りながら鑑定を進めていかなければいけないので、タイピングのスキルは必須になるでしょう。
メール占い
メール占いは相談内容に対してメールで鑑定結果を返信します。
大体当日〜3日以内に返信する場合が多く、チャット占いのようにリアルタイム性がないのが特徴です。
ただし、最低文字数・上限文字数が設定されている会社もあります。
初心者がゼロから占い師になるには
独学で基本的な知識を身につけることができれば、誰でも占い師になることは可能です！
ある程度知識をつけたら、後はとにかく実践していきましょう。
実践を積み重ねることで、新たな課題や発見に繋がりどんどん成長していきます。
「まだまだ勉強不足だから・・・」「実践するにはまだ早い」
なんて思って動かずにいると、いつまで経っても未経験者のまま。
まずは身の回りにいる家族や知人・友人に協力してもらい、どんどん占っていきましょう。
インプットした知識は常にアウトプットしていく、これを意識することが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
